2020年11月21日土曜日

マダラ(放送日11月17日)

盛岡市中央卸売市場から旬の食材を紹介する「とれたて市場だより」。
本日紹介する食材は!冬を代表する魚のひとつ「マダラ」です。


マダラは淡白な味わいでクセがないのでどんな料理にも合います。
年中出回っていますが、これからが旬の時期!

この時期のマダラは、産卵前で栄養をたっぷりと蓄えているため、身がふっくらして脂がのったものが水揚げされます。

ことしは海水温の上昇やしけが多かったことなどから、漁の本格化が平年と比べると二週間ほど遅く、今月に入ってからになりましたが、これから冬の産卵期にかけておいしさや水揚げ量は増していきます。

‶ 県内では宮古のマダラが有名 ″

宮古のマダラは、本州では一番の水揚げを誇ります。
きょう用意したものも宮古産のものです。

県内で水揚げされるおよそ3,000トンのうち、宮古港では県内のおよそ9割が水揚げされます。
宮古のマダラは、氷を敷いた箱に詰めて低温管理を徹底したうえで水揚げされることから、鮮度のよさが自慢です。



通常のお店では、切り身で売られていることが多いですが、生のマダラは水分が多く、身が崩れやすい食材です。
鍋に入れる際にはそのままでもいいですが、調理をする前には下準備をすることで身崩れの防止だけでなく味付けを浸透しやすくすることができます。

◎ 準備するものは塩とキッチンペーパー、2つ





まず、塩を振ります。

その後、10分から15分ほど置きます。








最後にキッチンペーパーで水分を取るだけで完了です。

水分と一緒に生臭さも取り除くことができますよ。(^O^)/







切り身以外にもマダラにはおいしい部分があります。
オスの精巣である 白子(しらこ)そしてメスの卵巣である マダラコ
です。


白 子

白子は柔らかくクリーミーなため、ポン酢につけたりみそ汁などに入れたり食感を活かして食べるのがおすすめです。

マダラコ
 
マダラコは大型で卵がぎっしりと詰まっているため、醤油漬けや煮つけなど加熱処理をするとおいしさが際立ちます。

一般に「たらこ」と呼ばれているものは、マダラの卵巣ではなくスケソウダラの卵巣で、同じ卵でもマダラコの方が大きいのが特徴です。


≪ それぞれの選ぶポイント ≫


白子とマダラコは、溶けたり崩れたりせず
しっかりしているものを選びましょう。

切り身は、身に透明感と弾力があり、皮に光沢があるもの。


今回紹介した食材を使ったレシピマダラの淡雪スープは、NHK盛岡放送局ホームページに掲載されています。


マダラは捨てるところがないほど活用方法がある魚です。
これからの季節、鍋に!お酒のおつまみに!といろん
な料理で楽しんでみてはいかがでしょうか。!(^^)!


本日お届けしたのは、盛岡水産(株)佐藤 彩斗さんとNHK中條 奈菜花キャスターでした。

「とれたて市場だより」は月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送されます。

皆様ぜひご覧ください。

次回(2020年11月24日)放送予定は「りんご」です。

※国会中継で休止になる場合があります。ご了承ください。




2020年11月16日月曜日

サツマイモ(放送日11月10日)

盛岡市中央卸売市場から旬の食材を紹介する「とれたて市場だより」。
本日紹介する食材は!甘くてほくほく!「サツマイモ」です。



きょうは、茨城県産の「紅あずま」「紅はるか」を用意しました。


【 紅あずま 】

   

紅あずまは、関東で多く栽培されている代表的な品種です。
果肉が黄色く、繊維質が少ないのが特徴です。
蒸したり、焼いたりすると甘みが増し、ほくほくした食感を楽しめます。


【 紅はるか 】



紅はるかは、甘みの強い品種です。
水分が多く、加熱するとしっとりとしてなめらかな食感を楽しめます。
スイートポテトなどお菓子作りに向いています

👧 今年の出来は?

例年通り順調に入荷になっています。
食味もよく、おいしいサツマイモが味わえると思いますよ。(^O^)/


≪ おすすめの調理方法 ≫

‶ 炊飯器で調理するのがおすすめ! ″

サツマイモ低温で時間をかけて火を通すことで甘みが増します。
お米を時間をかけて柔らかくする炊飯器は条件にピッタリです。


切ったサツマイモを重ならないように入れ、水を3分の1から半分ほど入れます
ご飯と同じように炊いたら出来上がりです。

炊飯器に「玄米モード」があれば、そちらも試してみてください。
さらに時間をかけて火を通すので、しっとりとした食感になります。

👧 炊飯器で加熱したサツマイモ。いただいてみます。

しっとりとしていて、すごく甘みを感じます。!(^^)!

炊飯器で炊いたサツマイモを、魚焼きグリルやトースターで軽く焼いて、焦げ目をつけてもおいしいです。
香ばしくなりますよ。(^O^)/


≪ サツマイモの選び方 ≫



・色鮮やかでハリのあるもの。

  ※両端がしわになっていないか確認すると、分かりやすいです。

・ずっしりと重いもの。


≪ サツマイモの保存方法 ≫



サツマイモは寒さに弱いので、新聞紙やタオルに包んで常温で保存します。
10℃を下回らないように気をつけてください。


今回紹介した食材を使ったレシピサツマイモチップスは、NHK盛岡放送局ホームページに掲載されています。


おいしいサツマイモ、炊飯器で簡単に調理できます。
皆様も試してみてはいかがでしょうか。(^O^)/

本日お届けしたのは、丸モ盛岡中央青果(株)笹森 茂さんとNHK畠山 彩子キャスターでした。

「とれたて市場だより」は月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送されます。

皆様ぜひご覧ください.

次回(2020年11月17日)放送予定は「マダラ」です。

※国会中継で休止になる場合があります。ご了承ください。


2020年11月2日月曜日

みかん(放送日10月27日)

盛岡市中央卸売市場から旬の食材を紹介する「とれたて市場だより」。

本日紹介する食材は!色鮮やかでつやがあり甘みと酸味をたのしめる「みかん」です。


寒くなって来て、お店でもみかんを見かけるようになりました。
この時期、店に並ぶのは「極早生」みかんです。

「早生みかん」は聞いたことがありますが、それより早いのですね。
みかんは収穫時期によって呼び名が違いがいます。10月中に収穫されたものが「極早生」です。酸味があり、「じょうのう」という中の袋が柔らかいのが特徴です。11月からは「早生」が並びます。寒くなるにつれてみかんの甘みも増してきます。

極早生早生中生晩生
(ごくわせ)(わせ)(なかて)(おくて)


極早生10月中「じょうのう」が柔らかい
早生➨11月中~ 甘みが増す

極早生の中でも甘みのある「上野早生」

《試食》
「確かに酸味がありますが、とてもさっぱりしていていくらでもいただけますね!」

今年のみかんのできは、どうですか?
7月の雨と低温で生育が心配されましたが、8月9月と天候に恵まれたので、これから回復してくると思います。
上野早生(長崎県産)

みかんの皮をむいたときに見える白いすじの部分には、ポリフェノールの一種で「ヘスペリジン」という栄養素が多く含まれています。
食感が気にならなければ、筋は残しておくのがおすすめです!


みかんの保存方法
みかんを出して箱を乾かす
戻すとき新聞紙を間に挟む
みかんは水分が多く、傷みやすい果物です。箱のまま置いて置きたいときは一度みかんを出して箱を乾かしましょう。戻すときに新聞紙を間に挟むと湿気を吸収してくれます。傷んだものを見つけたらすぐに取り出してください。
「このように!」

みかんの保存方法
常温がおすすめです!
◇冷蔵庫などで冷やしてしまうと「甘み」を感じにくくなります。

みかんの 選び方
平べったい形
赤身の強いオレンジ色の皮
ずしっと重い

今回紹介した食材を使ったレシピエビとみかんの皮のかき揚げは、NHK盛岡放送局ホームページに掲載されています。

栄養たっぷりで美味しいみかん
これからの時期おやつにいかがでしょうか!

本日お届けしたのは、丸モ盛岡中央青果(株)北田 光博さんとNHK畠山 彩子キャスターでした。

「とれたて市場だより」は月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送されます。

皆様ぜひご覧ください。

次回(2020年11月10日)放送予定は「さつまいも」です。

※国会中継で休止になる場合があります。ご了承ください。




2020年10月27日火曜日

カキ(放送日10月20日)

盛岡市中央卸売市場から旬の食材を紹介する「とれたて市場だより」。

本日紹介する食材は!海のミルクとも呼ばれる「カキ」です。

全国的にも三陸のカキは自慢ですよね!

 ことしのカキ 

生育遅く 出荷は2週間遅れ

身入りよく 味は濃厚

▲三陸の入り組んだリアス式海岸は、良質なエサと、暖流と寒流のぶつかり合う潮目ということで、おいしいカキが育ちます。ことしの県内産のカキは海水温が高かったことなどから生育が遅れ、例年より出荷が二週間遅く、先週の木曜日から市場に出回っています。岩手県のカキはほとんどが養殖で2~3年育てるので大きい身が特徴です。ことしも身入りはよく、味も濃厚です。

〇出始めたばかりのカキ、いただきます。


噛むとエキスが!どわっとでてきて!本当に美味しいですね!

▲生食用は、その名の通り生のままで食べて「つるん」とした食感が楽しめます。これから春先の産卵に向けて栄養を蓄えるので、冬にかけてさらにうまみが増して、粒も大きくなっていきます。
 生食用 

岩手県産は殻付きで、宮城県産はむき身で売られていることが多いです。しょうゆポン酢などにつけて食べるのもいいですね。

〇加熱用は、これからの季節、鍋で活躍しそうですね。
 加熱用 

 90度のお湯で90秒以上加熱 

▲お店で出回っている加熱用のほとんどが岩手県産のものです。「加熱用」の方が牡蠣のエキスが濃縮しているといわれます。食べる時は、お湯が90度になってから90秒以上、カキの中心部を十分に加熱してください。やっぱり鍋に入れるのが手軽に味わえていいですね。

 下処理 

大根おろしでカキのぬめりや臭みを取る

牡蠣は食べる前に下処理をきちっとすることで、ぬめりや臭みが消えます。ほんのひと手間ですので、やってみてください。

▲ボウルに牡蠣を入れて、そこに大根おろしを、すりおろしの時に出る水分とあわせて入れます。大根おろしが、牡蠣全体になじむように、優しく混ぜていただきます。

大根おろしの色が白から灰色になってきましたね。

水洗い
完成

▲ぬめりなどがとれている証拠です。この後はきれいな水で優しく洗ったら、キッチンペーパーで軽く水気を拭き取り、下処理は完了です。

おいしいカキの選び方

 殻付き  見た目が大きく重いもの 

 加熱用 

粒が大きくそろっているもの 

水がきれいなもの

▲むき身のものは粒が大きくそろっていて水がきれいなものがいいですね。

これからますますうまみを増してくる旬のカキ。生でも加熱しても、おいしく味わいたいですね。

今回紹介した食材を使ったレシピダブルオイスター炒めNHK盛岡放送局ホームページに掲載されています。

本日お届けしたのは、盛岡水産(株)広瀬 大さんとNHK中條 奈菜花キャスターでした。

「とれたて市場だより」は月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送されます。

皆様ぜひご覧ください。

次回(2020年10月27日)放送予定は「みかん」です。

※国会中継で休止になる場合があります。ご了承ください。