本日紹介する食材は!この時期(1月~3月)に最盛期を迎える「ビンチョウマグロ」です。
宮城県産のビンチョウマグロ! |
別名:ビンナガマグロと呼ばれています。
主に加工品としての消費が多く、ツナの缶詰の材料として食べられているマグロです。
沖縄や千葉、東北では宮城など温帯な海域で水揚げされています。
本日は、宮城県産のビンチョウマグロです。
ビンチョウマグロの特徴
身が柔らかく、淡泊でしっかりとした肉質、鶏肉のような食感が味わえます。旬の時期は脂がたっぷりと乗ってトロのような食感。
本マグロやキハダマグロといった高級マグロに比べて、安価でおいしいことから、人気が高まり馴染みが出てきています。
(回転寿司👬では「ビントロ」という名で提供されています。)
ことしの水揚げ状況は?
1月初めごろまでは、低気圧の影響で海がしける状態が続き、水揚げ量も平年よりもやや少なめで、価格もやや高めの傾向でした。今後3月に向けて水揚げ量も徐々に安定していく見込みなので、量が安定すれば価格も例年並みになる見込みです。おススメの食べ方は! 鮮度がよいうちは 生で! お刺身で!
しょう油をつけてシンプルに味わいましょう。
✿~購入後すぐに食べない場合は~✿
色が出過ぎていないものを選ぶ。お店で色が出きっているものは、水分なども出て鮮度が落ちが早いです。食べるタイミングを考えて選ぶのがマグロの上手な買い方です。
✿…サクで買った場合など…✿
残った場合は、マグロの水気を取り、料理用ペーパーに包みラップして保存します。
保存期間は3日間を目安にして、なるべく早めに食べましょう! |
″漬け置き”して保存するのもおススメ!
調味料などに漬け置きして保存することで一味違った味わいを楽しめます。しょう油・酒・みりんに漬けたものを使った お手軽料理を紹介します。
ビンチョウマグロの山かけ
余分な汁気を料理用ペーパーでふき取り、ヤマイモをすってかけます。ヤマイモの甘さとマグロの酸味との相性が抜群です。
👧…マグロにヤマイモが絡み合ってマグロの酸味がやわらいで、さらには甘みも感じられます。
次は、マグロを酒・みりん・味噌に1日漬けて保存しました。
「味噌漬け焼き」
味噌漬けは、焼いて食べるのがおススメです。 |
味噌漬けしたマグロを油で焼くだけです。火の通りが早いので火加減に注意して、さっと火を通しましょう。レモン汁などをかけていただいてください。
ビンチョウマグロは、さっぱりして淡泊だからこそ、さまざまな味付けで美味しく味わことが楽しめます。これからが旬なので長いのでたっぷりと味わって下さい!
本日お届けしたのは 盛岡水産(株) 木村 友和さんとNHK 渡邉 真佑子キャスターでした!
「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。
皆様ぜひご覧ください。
次回(2018年1月30日)放送予定は 「伊予柑」 です。
※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください。